23 65 歳の男性。頸部腫瘤を主訴に来院した。か月前から頸部に腫瘤を自覚して
おり、徐々に増大してきたため受診した。眼瞼結膜に貧血を認めない。左頸部に径
cm のリンパ節を個、右腋窩に径cm のリンパ節を個触知する。いずれも
弾性硬で圧痛はない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・
脾を触知しない。血液所見:赤血球 398 万、Hb 11.0 g/dl、Ht 38 %、白血球 6,300、
血小板 23 万。血液生化学所見:総蛋白 7.5 g/dl、アルブミン 4.8 g/dl、尿素窒素
19 mg/dl、クレアチニン 0.9 mg/dl、総ビリルビン 0.8 mg/dl、AST 31 IU/l、ALT
28 IU/l、LD 447 IU/l基準 176〜353。胸腹部造影 CT で縦隔リンパ節、腹腔内リ
ンパ節および脾臓の腫大を認める。
次に行う検査として最も適切なのはどれか。
(A) 腹部超音波検査
(B) ポジトロンエミッション断層撮影=PET>
(C) 上部消化管内視鏡検査
(D) 骨髄生検
(E) 頸部リンパ節生検