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申論題資訊

試卷:106年 - 106 調查、國家安全情報特種考試_三等_調查人員調查工作組(選試日文)、國家安全情報人員政經組(選試日文)、情報組(選試日文):外國文(日文)#64209
科目:外國文(日文;包括作文、翻譯與應用文)
年份:106年
排序:0

申論題內容

ㄧ翻譯:日譯中(30 分) 小泉の引用する福沢のレトリックは、わかるようでわかりにくい。実用ではあ るが非実用でいけというのだから、あきらかに矛盾している。だがこれは、教養 の「公認性」というものがよく示された好例なのだ。 福沢は何に対して、学問の実用なるものを対置したのか。すでに非公認になり つつある江戸期の儒教仏教的教養に対してである。公認を勝ち取りつつある近代 教養のほうから浴びせかけた勝利宣言のようなものが「実用」なのだ。肉食がほ とんど普及していない頃から牛ナベを好んで食っていたような、近代教養の中に 身をおいていた福沢が、近代教養のほうから非近代教養を、諒解も認容もできな いものとして批判した言葉が、「実用でない学問」だったのだ。 だから、近代教養の枠内にあれば、すぐに実利に結び付けないことでも実用と いうことになるのであり、師も弟子小泉と同じように、目標としていたのは、教 養人と、専門バカではないプロフェショナルの形成なのであった。